予てから噂のあったアウディによるドゥカティの買収が現実となるようです。
ロイターの記事が発表されてから、海外のバイク関連のサイトではその話題が多く見られました。
買収の金額は11.2億ドル(日本円換算:896億円)で、ほぼ現在のドゥカティの負債額と同じとのことです。
難しい話は、経済関連のニュースサイトに任せるとして、ここでは海外サイトでは面白い話がありましたのでご紹介します。
アウディはフォルクスワーゲン・グループ傘下の一企業ですが、このフォルクスワーゲンの現監査役会長で筆頭株主であるフェルディナンド・ピエヒ氏が大のドゥカティ好き。
このピエヒ氏、1985年にドゥカティが倒産しかけた際に、買収を試みているらしいですが、ドゥカティを買収するのは「はした金」だ的な発言をしたことにより、結局は買収できなかったという経緯があり、それ以降、毎年のように「ドゥカティが欲しい」という発言をしていたとのことです。
そして、今回のアウディによるドゥカティの買収劇。中にはピエヒ氏の誕生日が4/17ということもあり、アウディからの誕生日プレゼントというジョークまで出ているそうです。
個人的にはこの買収によって、ドゥカティらしさがなくならなければいいんですが...
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